建築活動家 › 2012年07月12日

2012年07月12日

土地のポテンシャル

建築設計をする上で、たくさんの事柄について検討します。
その一番の核になるのが、条件を整理することで
特に大切な作業です。

条件とは、
  施主の要望
  法的基準
  予算
      などが挙げられます。

その中の一つに 「土地を読む」 という作業があります。

 ポテンシャル・・・潜在性 潜在的な
 土地のポテンシャル・・・その場所が持つ潜在力


敷地が斜面地の場合、平坦な土地に比べて
有効活用できにくいと、思われがちです。
しかし、建築設計にたずさわる者からすると

斜面地だからできること。
斜面地を活かした、立体的な提案。

例えば、
  眺望のよいリビング
  土地の斜面を素直に取り入れた、スキップフロアー
  傾斜面に張り出した、宙に浮いた見晴台(眺望デッキ)
  道路と敷地に高低差があれば、掘り込みガレージ(土地の立体有効利用)
     など・・・



僕が考えたのは、立体平屋住宅。(写真)
敷地の高低差を利用して、 レベル1 と レベル2 の棟を
ラセン階段で緩やかにつなぎました。
全室南向き(浴室やトイレも)のプランを提案しています。

グロウデザイン/一級建築士事務所 若井義治
http://www.eonet.ne.jp/~grow-design/
島本町・高槻市・茨木市など
北摂を中心に設計活動しています。



第3回目 建築いろは教室。
テーマ 「眺望のよい傾斜地に建つ家」です。
日時:7月21日(土) 13:30~15:00
費用:3000円(和菓子・お抹茶付き)
お問い合わせ・申込みは当事務所のメール・FAXへ
mail grow-design.desk1@ares.eonet.ne.jp
FAX 072-631-6191
  


Posted by growdesign at 21:17Comments(0)建築のいろは