建築活動家 › 2012年07月15日

2012年07月15日

お茶会がありました

大徳寺玉林院でお茶会がありました。
今回は、水屋に入るつもりで心待ちに
していましたが、家の用事で残念ながら
参加できませんでした。
それでも時間を作って、前日の準備と
当日の道具の運搬(お運びじゃなっくって)
作業をしてきました。
両日とも慌ただしくしていましたので、
お道具の写真もありません。


水屋から土塀を見る。
明と暗。日本独特の美意識を感じます。

大徳寺玉林院 会記(平成24年6月28日)
池下享子先生

寄付掛物 兼中斎筆 醒ヶ井画賛 同箱
本席掛物 即中斎筆 円窓松風聴 同箱
花入   宗全写置籠 兼中斎箱
香合   マンゴスチン 尋牛斎箱
服紗   兼中斎好 段に牡丹文様紗
風炉先  惺斎好 つぼつぼ透し
風炉釜  唐銅琉球 寺什
棚    桐小卓 兼中斎箱
水指   オランダ花の絵 即中斎箱
茶器   糸目中棗 即中斎箱
茶碗   大樋黒数印 銘千と勢 即中斎箱
 替   永楽斗々屋写 而妙斎箱
 替   膳所春挙鮎の絵 即中斎箱
茶杓   金毛閣松木 銘伝古今 尋牛斎筒箱
建水   唐銅平 浄雪作
蓋置   萩千切 即中斎花押
菓子器  菊蟹食籠 尋牛斎箱
干菓子器 ニト盆 宗傳作
莨盆   玉林形桑長 無適斎箱
火入   青磁煙管 惺斎好亀甲 浄益造

宗全籠 :久田宗全(ひさだ そうぜん)好みの置籠花入。
マンゴスチン:マンゴスチン(学名:Garcinia mangostana)は
        東南アジア原産の、オトギリソウ科フクギ属の常緑高木。
寺什  :寺の常什釜
斗々屋 :ととやは斗々屋、魚屋などと書き、李朝前期に渡来した高麗茶碗の一種です。
     褐色の胎土に透明釉がかかるのが特徴です。
ニト  :フィリピンの蔓植物。バスケットなどを編んだりします。   


Posted by growdesign at 22:17Comments(0)お茶のお稽古