建築活動家 › 2013年04月16日

2013年04月16日

ダブルレイヤって言うらしい


木造3階建て。道幅4.0mの狭小住宅。
道路斜線に注意が必要になってきます。

道路斜線に注意しながら、外壁と道路の間にもう一枚壁を作ります。
これが 「ダブルレイヤ」 (って言うらしい)
今回掲載したのは、断面図。
道路を通る人を書き込みます。
次に、通る人の 目 と 窓 を点線で結びます。
部屋を覗かれる心配のある視線を示します。
先ほど書いた、「ダブルレイヤ」が、視線を遮ります。
「ダブルレイヤ」は、手すりであったり、
外部の吹抜け(バルコニー内で吹抜け)であったり
いろいろ工夫することで、狭小住宅でありながら視線を気にせず
豊かな空間が広がります。

随分前に、この図面と模型を工務店さんにお見せして
「ダブルレイヤ」のコンセプトを説明していました。
今回、これをベースにデザイン住宅を計画してほしい。とのことで
これから格闘が始まります。


グロウデザイン/一級建築士事務所 若井義治
http://growdesign.jp/
grow-design.desk1@ares.eonet.ne.jp
島本町・高槻市・茨木市など
北摂を中心に住宅・建築設計活動をしています。

  


Posted by growdesign at 07:07Comments(0)グロウデザインの活動