建築活動家 › 2019年04月13日

2019年04月13日

視線の抜けを考える



「くらしの真ん中に、台所」
キッチンリフォーム工事が着々と進んでいます。

写真は、壁だったところに通路を作ったところです。
筋違など構造上に支障がないか、確認しながら壁の一部を撤去して
家事動線をスムーズにしました。
今まで存在の薄かった窓が、ちょうど正面になり
視線の抜けになっています。
写真の窓が、壁だったとします。
閉鎖的ですし、部屋の明るさが全く違うように感じるでしょう。
人が通る廊下の正面や、ドアを開けた先に、窓を設けて明るくすると
家全体が明るい家に感じます。

ほかにも、アクセントウォールや天井の高低差、ニッチ棚など
手法はいろいろ考えられると思います。

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