建築活動家 › 2020年07月09日

2020年07月09日

木を伐ることから始めた家づくり



家の玄関戸を引くと木の香りが漂います。
島本の家 は、木が主役の家です。
山で木を伐採するところから家づくりが始まりました。
大工の松本さんは、芯去り材にこだわりました。
芯持ち材よりも
・割れが少ない
・反りや捻りが出やすく、クセを出してから製材する
・強度が強い。芯持ちの方が強い。との考えもあるので、一概には言えない。
・お寺など昔の建物は製材機もなく、木を割って使っていたので、芯去り材が主流であった。
なのだそうです。
家を建てるために立っている木を買い求めることを
「山買い」と言うらしく、大工松本さんも長い経験の中でも初めてのことで、
気持ちの入った家づくりになりました。
僕には見えないところで、いろんな方に相談してくれていたと思いますが、
ご縁があり、京北で名栗で有名な原田さんが
山守りしている杉の木が、
我が家の骨組みになり、床になり天井になっています。





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