建築活動家 › グロウデザインの活動 › 木造伝統工法の見学に行ってきました
2014年01月21日
木造伝統工法の見学に行ってきました
できるだけ自然のものだけで家を作りたい。
土に返るもので家を作りたい。
こんな気持ちになったことありませんか?
僕はこの何年かずっと頭の片隅にあります。
この時代、全部を土に返るもの って考えると
大変ですけれど、意識することは大事かな って思います。
今回は、勉強のため日本の伝統工法を実践している住宅の
見学会に行ってきました。
ここで言う伝統工法とは、木造在来工法とは違い
金物でつなぐのではなく、木組みや継手など
日本の伝統的な大工仕事により建てられる住宅です。
特徴的な物として、貫なんかもご存知の方もいらっしゃると思います。
現場で半日ほどいてましたが、
木が組まれていくごとに、締っていく感じが伝わってきます。
頭では強い建物になるっていうことは知っていましたが
体験し実感できました。
写真では貫も入っているのが分かります。
込栓という部材できっちり締めつけていきます。
現場にいてもう一つ、いいなぁ~ と思えたこと。
ちょうど土曜日であったこともあって、お施主さんご家族も見に来られていました。
職人さんの邪魔にならないように、足場にのぼって作業を見たり
レッカーで上がっていく木材を見たり。
お父さんはシャッターを切り、男の子は足場を登ったり下りたり。
とても楽しそうで、こちらまで明るい気持ちになれました。
最後に見学させていただいた、
設計事務所様 工務店様 なにより お施主様
ありがとうございました。
北摂を中心に住宅・建築設計活動をしています。
グロウデザイン/一級建築士事務所 若井義治
大阪府茨木市西駅前町10番508号
http://growdesign.jp/
grow-design.desk1@ares.eonet.ne.jp
土に返るもので家を作りたい。
こんな気持ちになったことありませんか?
僕はこの何年かずっと頭の片隅にあります。
この時代、全部を土に返るもの って考えると
大変ですけれど、意識することは大事かな って思います。
今回は、勉強のため日本の伝統工法を実践している住宅の
見学会に行ってきました。
ここで言う伝統工法とは、木造在来工法とは違い
金物でつなぐのではなく、木組みや継手など
日本の伝統的な大工仕事により建てられる住宅です。
特徴的な物として、貫なんかもご存知の方もいらっしゃると思います。
現場で半日ほどいてましたが、
木が組まれていくごとに、締っていく感じが伝わってきます。
頭では強い建物になるっていうことは知っていましたが
体験し実感できました。
写真では貫も入っているのが分かります。
込栓という部材できっちり締めつけていきます。
現場にいてもう一つ、いいなぁ~ と思えたこと。
ちょうど土曜日であったこともあって、お施主さんご家族も見に来られていました。
職人さんの邪魔にならないように、足場にのぼって作業を見たり
レッカーで上がっていく木材を見たり。
お父さんはシャッターを切り、男の子は足場を登ったり下りたり。
とても楽しそうで、こちらまで明るい気持ちになれました。
最後に見学させていただいた、
設計事務所様 工務店様 なにより お施主様
ありがとうございました。
北摂を中心に住宅・建築設計活動をしています。
グロウデザイン/一級建築士事務所 若井義治
大阪府茨木市西駅前町10番508号
http://growdesign.jp/
grow-design.desk1@ares.eonet.ne.jp
Posted by growdesign at 09:56│Comments(2)
│グロウデザインの活動
この記事へのコメント
今でも筋違いや構造用合板などを使わないで
工事している例が有るのですね。
驚きました。
構造設計、壁量計算などはどうしているのでしょうか?
工事している例が有るのですね。
驚きました。
構造設計、壁量計算などはどうしているのでしょうか?
Posted by 小嶋雄策 at 2014年01月21日 13:43
小嶋様コメントありがとうございます。
僕の知っている限りですが、関西では石場建て、関東では敷き土台の建物が多いように思います。
今の時代は、建築確認、瑕疵担保責任、性能評価や長期優良などいくつもの法律にがんじがらめですね。もうすぐ省エネ法も実施されますしね。
どう折り合いを付けるかも難しいところです。
構造の具体的な考え方としましては、限界耐力計算や4号物にして、倍率を1くらいにとどめて金物を極力使わないなど、みなさん工夫されているようです。
僕の知っている限りですが、関西では石場建て、関東では敷き土台の建物が多いように思います。
今の時代は、建築確認、瑕疵担保責任、性能評価や長期優良などいくつもの法律にがんじがらめですね。もうすぐ省エネ法も実施されますしね。
どう折り合いを付けるかも難しいところです。
構造の具体的な考え方としましては、限界耐力計算や4号物にして、倍率を1くらいにとどめて金物を極力使わないなど、みなさん工夫されているようです。
Posted by 若井義治 at 2014年01月23日 15:59